緑書房『ウソをつく生きものたち』
6月24日(金)の「本屋に行かナイト☆」はいかがでしたか?
今回は、 緑書房の平川透さんをお招きして
『ウソをつく生きものたち』をご紹介しました。
収録内容をお聞きになりたい方は、コチラ
緑書房さんは、初登場の出版社です。「いのちとライフスタイル」をメインテーマに、
自然科学分野の書籍や雑誌を作っていて、近年では、生き物図鑑も多く手掛けていらっしゃいます。
獣医師免許を持っている編集者さんもいらっしゃるようです。
平川さんご自身も生きものがお好きで、最近では、
『野外観察のための日本産 爬虫類図鑑』、同じく『両生類図鑑』、
『日本のいきものビジュアルガイド はっけん!ニホンヤモリ』、同じく『ニホンイシガメ』など、
爬虫類や両生類を扱った書籍に携わっているそうです。
そして、今回は、生きものの中でも、特に擬態や社会的な駆け引きなどに着目した、
『ウソをつく生きものたち』をご紹介いただきました。
本書で指している「ウソ」とは、約40億年という進化の歴史のなかで、
生き物たちがそれぞれの環境に応じて、
獲得してきたユニークな外見や生態などを指しています。
カメレオンが周囲の色に合わせて擬態したり、
カッコウが他の鳥の巣に托卵したりなど、
生きものの世界にある「ウソ」について、ご存じの方も多いのではないでしょうか?
他にも、群れの中で弱いオスのチンパンジーが、強いオスのチンパンジーの前で
ケガが治っていないフリをしたり、強いオスのチンパンジーに見つからないように、意中のメスをデートに誘ったりなど、
人間にも通じるような社会的な駆け引きを繰り広げる生きものもいます。
「ウソ」というキーワードから生きものたちを観察すれば、
街中や自然で出会う、周辺にうまく溶け込んだ昆虫や、動物園にいる珍しい生きものの振る舞いなども、ちょっと違った視点から見えること間違いなし。
進化のすごさや、生き物たちの多様な生きざまを堪能したくなる、そんな一冊です。
本の詳しい内容は、こちらをご覧ください。
次回のナイスクサテライトもお楽しみに!
『NFTアート最初の1枚を売る方法』著者おねんねさんに、WEB3について聞いてみた
6月10日(金)の「本屋に行かナイト☆」はいかがでしたか?
今回は、『NFTアート最初の1枚を売る方法: イラストのド素人でも売れた!仮想通貨のキホンから解説 』の著者のおねんねさんが、4回目の登場です!
収録内容をお聞きになりたい方は、コチラ
最近、NFTについての新しいメルマガを立ち上げたおねんねさんに、
NFTで稼ぐために、大事なファクターとなるWEB2.0とWEB3について解説していただきました。
そもそもウェブ2.0って、なんだったのか? そして、WEB3によってどんな変化が起きるのか?
技術的な進歩や変化だけでなく、それ伴って、ユーザーの行動はどう変わるのかまで、おねんねさんに、わかりやすく解説していただきました。
今週の収録を聞けば、
ウォレットとは何か、Openseaとは何かから、WEB3.0時代のマーケティング方法まで、NFT界隈の人たちが、今どんな考え方をしているのか、最新の動向がわかります。今週も、超おすすめな情報が盛りだくさんですよ!
次回のナイスクサテライトもお楽しみに!
吉川弘文館『生きつづける民家 保存と再生の建築史』
6月3日(金)の「本屋に行かナイト☆」はいかがでしたか?
今回は、 吉川弘文館の石津輝真さんをお招きして
『生きつづける民家 保存と再生の建築史』をご紹介しました。
収録内容をお聞きになりたい方は、コチラ
吉川弘文館さんは、初登場の出版社です。歴史学中心の人文書が中心。
創業は、なんと安政4年の江戸時代で、会社そのものが歴史になっている出版社さんですね。『国史大辞典』は、多くの歴史学者、研究家の方々が資料として参考にする、代表的な作品です。
石津さんご自身も、やはり歴史がお詳しく、大学時代は、奈良時代など日本の古代がご専門。これまでに、牛車で1冊をテーマしたようなユニークな歴史書もご担当されたそうです。
そして、今回は、歴史のなかでも”民家”にスポットを当てた本をご紹介いただきました。
『生きつづける民家 保存と再生の建築史』
最近では、古い民家をおしゃれにリノベーションした、古民家カフェが流行っていて、お茶をした方もいらっしゃるのではないでしょうか?
よく考えると、あの建物、100年以上も前に作られたんですよね?
雨の多い日本で、木造の家が、そんなに古くから今まで、どうやって受け継がれたのか、不思議だと思いませんか?
そこには、メンテナンスを年中行事にしたり、自然と共生する匠の技など、日本の文化と知恵が凝縮されていたのです。
この本は、古い街並みや、お寺や神社にいったときに、建物を見る目がきっと変わって楽しくなる、オススメの1冊です。
本の詳しい内容は、こちらをご覧ください。
次回のナイスクサテライトもお楽しみに!