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ナイスクサテライト FM79.2MHz 毎週金曜日 18:00~19:00

玉川大学出版部 『日本の絵本 100年100人100冊』

1月13日(金)の「本屋に行かナイト☆」はいかがでしたか?

今回は、元 玉川大学出版部 編集課長で、 現在 梅花女子大学 文化表現学部情報メディア学科 准教授 森貴志さんと
本作り空Sola 檀上聖子さんをお招きして、
『日本の絵本 100年100人100冊』をご紹介しました。

収録内容をお聞きになりたい方は、こちら

玉川大学出版部さんは、その母体である玉川学園の創立前につくられたイデア書院という教育書を刊行する出版社が起源だそうです。
そして、去年2022年が、イデア書院設立から数えて100周年という、長い歴史をお持ちです。
このような成り立ちから、教育ジャンルだけでなく、児童書も多数発刊しているのは、他の大学の出版部と異なる特徴ですね。

森さんは、玉川大学出版部に在籍されていたときには、大学の教員向けに、大学での講義のやり方を解説した本などを手掛けていました。
檀上さんは、今回ご紹介した本以外にも、玉川大学出版部で発刊された本に多数関わられています。

日本では、1年で1000冊におよぶ、絵本が出版されています。
まさに、日本は絵本大国ですね。
100年間に出版された絵本の中から、100冊の絵本と画家100人を選び、紹介したのが、今回ご紹介する本です。
この、とてつもない発刊点数の中から、100冊を選んだのは、絵本評論家の広松由希子氏です。
広松氏は、年間300冊ほどの絵本のレビューを執筆されています。
100冊の中には、誰しもが、「ああ、懐かしい!」と幼少期の感動が蘇る作品ももちろんありますが、
「こんな絵本もあったのか!」と、大人になってから読んでも考えさせられたり、感動をもらえる作品も紹介されています。
絵と短文だけで感動を与える絵本。その1冊1冊に施されている、表現手法や工夫の解説を読むと、かつて読んだ絵本の新たな魅力にも気づかされます。
みなさんも、この本をお読みになって、日本の絵本の素晴らしさをご体感ください。

本の詳しい内容は、こちらをご覧ください。
次回のナイスクサテライトもお楽しみに!

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